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5/31(月)決算委員会にて質問。決算委員会の理事として武田総務大臣・坂本少子化担当大臣・田村厚労大臣・小泉環境大臣に質問しました。






5/31(月)決算委員会にて質問。決算委員会の理事として武田総務大臣・坂本少子化担当大臣・田村厚労大臣・小泉環境大臣に質問しました。
武田大臣に「東北新社」などの違法な接待の問題、「東北新社」の外資規制違反を総務省が見過ごしていた問題を質問。
坂本少子化担当大臣には、内閣府の「企業主導型保育」事業で「病児保育」や「一時預かり保育」も実施する義務があるのに、その義務を果たしていなかった問題を質問。
田村厚労大臣にはいわゆる「アベノマスク」が形状・性能が悪くて多くの人がつけずに終わったこと、一部には異物が混入していたりカビが生えていたりして衛生的ではなかったこと、昨年5、6月に各家庭に届いたときには既にマスク不足が解消されていてアベノマスクの配布の効果が少なかったこと、製造基準が甘くて業界基準に沿った表示もなく業者選定でも問題があったことを指摘。
田村厚労大臣は「アベノマスクには一定の飛沫が飛ばない機能があった」「マスク不足という緊急事態だったので緊急措置を行った」など言い訳に終始。しかし田村大臣ご本人が「アベノマスク」を一度も付けたことがないのでは、その説明の説得力はありません。会計検査院がその業者選定プロセスや1枚あたりの単価、費用対効果を調査するよう「検査要請」を求めました。
最後に小泉環境大臣には、再エネ水素ステーション事業の問題を質問。再生可能エネルギーで発電して水素を発生させて、その水素を燃料電池車に供給する再エネ水素ステーションのはずが、再生可能エネルギーでの発電が必要量に満たず、そもそも再エネ発電の必要量を想定する機能がついていないなどの問題を抱えていて事業廃止となった問題を質問しました。
来週月曜に決算委員会として政府の政策・不祥事などの問題について「警告決議」「措置要求決議」や会計検査院への「検査要請」を議決します。決議が出たら政府や会計検査院は調査して回答する義務が生まれるので、この決算委員会の議決には一定の力があります。
国民民主党の決算委員会の理事として、決算委員会の「警告決議」「措置要求決議」や会計検査院への「検査要請」の中に国民民主党の指摘を盛り込むべく、今回はこのような決議に取り上げられやすいテーマを選んで質問しました。
田村大臣以外の3大臣には、それぞれの施策などの問題の原因・反省点・再発防止策などについて答弁をもらうことができて、決算委員会理事懇談会にてわが会派の指摘が決議に反映するよう協議する出発点に立つことができました。
水曜以降、決算委員会理事懇談会にて決議案の協議を進めます。さっそく与党からは、政府に都合が悪いことを会計検査院への「検査要請」に盛り込まないように働きかけがありました。先輩に教えていただきながら与野党協議に臨みます。


山形県参議院議員 芳賀道也(はが みちや)

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