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午後、介護の問題に長年取り組んでいらっしゃる小竹雅子さんが主催する国会集会「どうなってるの? 介護保険」に出席。介護に詳しい専門家の方々から、介護保険が出来てからの20年について各方面から説明していただきました。


2/9(火)午後、介護の問題に長年取り組んでいらっしゃる小竹雅子さんが主催する国会集会「どうなってるの? 介護保険」に出席。介護に詳しい専門家の方々から、介護保険が出来てからの20年について各方面から説明していただきました。

2000年(平成12年)4月にスタートした際、介護事業者の新規参入を促すために介護報酬をやや多めにつけたことの「反動」でしょうか、2003年(平成15年)の最初の改定以来、介護報酬は引き下げが続いています‼ 淑徳大学の鏡教授は、(自民党)政権が強いとき介護報酬カットが激しくなるとご指摘。小泉内閣・安倍内閣の支持率が高い時にはマイナス改定が何度もありました。

ケアマネージャーの服部万里子さん(NPO法人渋谷介護サポートセンター)からは、介護保険の20年は導入当時の「うたい文句」がことごとく裏切られ続けた歴史だとご発言。40歳以上の男女に介護保険が強制徴収となった際には「誰でも必要なときに必要な介護が受けられる」という触れ込みでしたが、現実は全く違います。
東京で特別養護老人ホームを経営される西岡修さんは、介護サービスの担い手がいない問題を指摘。介護福祉士の学校の定員も2006年(平成18年)には2万6000人だった(入学者1万9000人)のが、2020年(令和2年)には定員1万3000人(入学者7000人)と半減しています!

誰もがいつかはお世話になる介護。これまでの自民党政権で介護報酬をカットしてきたツケが介護人材不足、介護離職、家族の介護負担増などにつながっています。家族の問題は社会の問題。「自己責任」ではなくて「個人」を「社会」で守る「公助」がもっと前に出なければなりません‼


山形県参議院議員 芳賀道也(はが みちや)

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