7/12(金)午後、楽天農業(株)遠藤社長のお話を伺いました。山形県でも各地に有機農業に取り組む方がいらっしゃいますが、この楽天農業でも、耕作放棄地を農地に変えて、有機農業を進めています。
新規就農する若い人たちが農業経験を積む場となり、ここから新たな就農者が巣立っているということです。有機農業を進める際の課題が資金と販売先で、楽天農業では愛媛銀行と提携して農業ファンドを設立し資金問題を解決し、また有機冷凍野菜の工場を建てることで有機野菜の売り先を確保しています。どんどん有機冷凍野菜を市場に販売したいということなのですが、現状では有機野菜が足らなくて困っているという状況だということでした。
法人が農業を行うことについては様々議論がありますし、有機農業を行う場合には周囲の方のご理解が必要です。しかし新規就農者をどんどん育てて耕作放棄地を有機農業の畑へと変えていく楽天農業の取組みは、日本の農業がいま抱える課題を解決する１つの方法になるのではないでしょうか❓