6/3(木)午前に「初夏の歯科総行動集会」に出席。コロナ禍で歯科医師の皆さんも大変です。「歯の健康」は全身の健康の基本なのですが、患者さんが感染を気にして受診されない例が多いと伺います。
昨年の3/18には参議院厚生労働委員会にて、歯科医療で「詰め物」に使う「金銀パラジウム合金」の厚労省の告示価格が市場価格を下回っていて、治療するほど赤字になる問題を取り上げました。そのあと3/25の中医協（中央社会保険医療協議会）にて「随時改定Ⅱ」の制度ができ、（随時改定Ⅰの4月・10月とは別に）1月または7月に告示価格が市場価格と15％超のプラスマイナスがある場合に告示価格を見直すことになりました。
昨年7月にはこの制度を初適用して「金銀パラジウム合金」の告示価格が引上げになりましたが、そのあとは市況を受けて告示価格がダウン。今年4月時点でも「逆ザヤ」状態でしたが、4/14の中医協にて今年7月の「随時改定Ⅱ」を見送ることが決まってしまいました。
集会で歯科医・歯科技工士の皆さんからお預かりした請願を、紹介議員として国会に提出いたします。