5/18(火)午前に「建設アスベスト訴訟最高裁判決報告 院内集会」に出席。昨日5/17(月)、最高裁判所の判決でアスベスト被害を受けた建設現場の原告団の皆さんが「勝訴」し、建材業者と国の責任が認められました❗　「一人親方」にも損害賠償が認められました❗　（ただし屋外作業員のアスベスト被害については原告の請求は認められませんでした）
山形でもアスベスト被害を受けた建設・製造関係の方々がいらっしゃいます。かつて石綿は値段が安く、そのうえ耐火性があるため防火材・断熱材などとして建材や自動車部品など多くの場所に使われてきました。
しかし、建設現場などで知らず知らずにアスベスト被害を受け、数十年たってから「中皮腫」（ちゅうひしゅ）「肺がん」が判明し、しかも分かったときにはかなり病気が進行してしまっている被害者が全国にいます。中には命を落とされる方もいらっしゃいます。アスベスト被害を受けた方やそのご家族は本当に大変です。与党も1人あたり最大1300万円の補償を行う方向で話を進めているようですが、この問題は与野党の枠を越えて取り組まねばなりません。