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5/18(火)朝、政調第一部会に出席し、司会を務めました。内閣提出の法案や条約などはこれまでの部会でほぼ説明が終わり、今回の議題は会期末に審議する議員立法の説明でした。










5/18(火)朝、政調第一部会に出席し、司会を務めました。内閣提出の法案や条約などはこれまでの部会でほぼ説明が終わり、今回の議題は会期末に審議する議員立法の説明でした。
地方自治法改正案は自民党からの提案で、自治体議員のなり手が少なくなった「対策案」が盛り込まれています。現状では、議員個人が自治体との間で請負業務を行うことが全面的に禁止されていて、議員が取締役等を務める法人については、請負業務が中心となる法人について自治体との間で請負業務を行うことが禁じられています。この「改正案」では議員個人が年間300万円以下の請負業務を自治体との間で行うことを認め、かつ「請負」の範囲を狭めるようにするという案です。
会議では、「議員のなり手が少ないのは確かだが、これでは対策にならない」「むしろ議員が自治体との間で請負契約を結ぶことを促して役場と議員の間の『癒着』を広げるおそれがある」という声が複数の議員からありました。
何か事業を行う業者がもっと市町村や都道府県の議員になりやすいようにするという趣旨ですから、自民党による「お手盛り」法案だといわれても仕方がありません。勤め人として働いている人や、女性や若い人などがもっと政治参加しやすい仕組みをつくる必要があると考えています。


山形県参議院議員 芳賀道也(はが みちや)

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