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4/6(火)午前に「人権外交を推進する議員連盟」に出席。




4/6(火)午前に「人権外交を推進する議員連盟」に出席。ミャンマーのクーデター以来、アウンサンスーチー女史の拘束が続き、デモに加わる民衆が国軍によって殺されてしまう悲劇も続いています。この議員連盟では野党メンバーを中心にして、ミャンマーなどについて「人権外交」を進めるための取組みをしています。この日は有識者の方々からご説明やご意見を伺いました。
皆さんご存じのように「ミャンマー」はかつて「ビルマ」という国名でした。
あの戦争の末期、昭和19年(1944年)陸軍が「インパール作戦」を進めたのもビルマからでした。このインパール作戦では、弾薬・食糧の補給が軽視され数多くの兵士が病死・餓死してしまいました。インパール作戦に加わった陸軍第31師団の佐藤幸徳師団長は山形県出身で、兵の生命を守るために「独断で」退却したことが当時の陸軍で批判を受けました。
一方、竹山道雄『ビルマの竪琴』をお読みになったり映画でご覧になったりした方もいらっしゃることと思います。このお話にもあるように敬虔な仏教徒のいる国で、どうして今回のような残虐なことが起きるのでしょうか❓ 少数民族が各地にいること、それぞれ宗教が異なること、英国支配の中でインドからイスラム教徒が連れてこられた歴史があることなど、一筋縄ではいかないことがあるようです。そうだとしても、ミャンマーに一定の影響力を持つ日本が「人権外交」の視点からもっと関わりを持っても良いのではないでしょうか❓


山形県参議院議員 芳賀道也(はが みちや)

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