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4/19(月)午後、決算委員会の省庁別審査。今回は同じ会派の伊藤孝恵議員に質問に立ってもらいました。伊藤さんは、口調や態度は抑えめでしたが、指摘が大変鋭くて、現政権の「無策ぶり」「不透明さ」をはっきりと浮き彫りにしてくれました。





4/19(月)午後、決算委員会の省庁別審査。今回は同じ会派の伊藤孝恵議員に質問に立ってもらいました。伊藤さんは、口調や態度は抑えめでしたが、指摘が大変鋭くて、現政権の「無策ぶり」「不透明さ」をはっきりと浮き彫りにしてくれました。
●前のIT担当大臣の竹本大臣は、内閣府IT本部が政府の全省庁の情報システムを発注前から一元的に管理する、と昨年答弁していたのに、今の内閣IT本部は、伊藤議員が指摘するまで経済産業省の新システム「テコッド」のことを知らなかった。
●「オリパラアプリ」と呼ばれる、五輪用入国者健康管理アプリを12月28日という仕事納めの日に政府が発注して、1月8日締め切りで競争入札。結局5社のコンソーシアム(共同事業体)が落札するが、こんな短期間に5社の間で入札契約をまとめるのは普通ムリ❗️
●もっと政府の公共発注をベンチャーが受けるように、変えていく必要があるが、その環境をつくるためにもベンチャーが落札・契約するときにはその透明性を高め、そして「結果」を出す必要がある。ところが、「ワクチン接種管理アプリ」を随意契約で受注したITベンチャーは、過去の実績も少なく、公共事業の受注レベルで300万円以上1500万円以下の契約金額のみが可能。とても3億8000万円の契約を結べるようなベンチャーではない。しかし、この「ミラボ」というベンチャーが競争入札なしに「随意契約」でアプリ開発の契約を受注。不透明きわまりない❗️
決算委員会にふさわしい、非常に的を射た質問ばかりでした。民間企業での発注のご経験など引用しながら、政府のこれまでのIT政策のゆがみを見事に浮かび上がらせた伊藤孝恵さん。大変すばらしい質問でした。


山形県参議院議員 芳賀道也(はが みちや)

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