News ─ ニュース・活動報告 ─

4/12(月)午後、決算委員会に出席。午後5時ごろから岸防衛大臣と茂木外務大臣に対して質問に立ちました。 今日4月12日で「辺野古基地返還合意」からちょうど25年です。25年たっても普天間基地の危険性がそのままであるのは、まさに「政治」の責任です。








4/12(月)午後、決算委員会に出席。午後5時ごろから岸防衛大臣と茂木外務大臣に対して質問に立ちました。
今日4月12日で「辺野古基地返還合意」からちょうど25年です。25年たっても普天間基地の危険性がそのままであるのは、まさに「政治」の責任です。
冒頭、アメリカのシンクタンクCSISの昨年11月のレポートで「辺野古移設工事が完了しないかもしれない」と報告しました。本当に辺野古基地は完成するのか❓と岸防衛大臣に質問。「辺野古基地への移設が唯一の選択肢」というこれまでの政府答弁の繰り返しです。
しかしながら、CSISは日本でいうシンクタンク(研究機関)を越える安全保障分野で大きな影響力を持つ組織です。岸防衛大臣も講演をしたことのある極めて信頼の高いシンクタンクです。
また、アメリカの政治家・軍人・官僚を受け入れる民間組織で、日本にも複数のチャンネルを持つ団体です。そのCSISが「辺野古のプロジェクトが完了しないかもしれない」というレポートを出すことは重大なことです。
一方、戦争の末期、沖縄では米軍との間で、住民を巻き込んだ激しい戦闘がありました。兵士も住民も多くの方がお亡くなりになり、涙なしには聞けない悲劇もたくさんあります。
山形と北海道の人から結成されていた「歩兵第32連隊」が沖縄に入り、地元・沖縄の方も加わって沖縄県南部で米軍を迎え撃ちました。糸満市には「歩兵32連隊終焉の地」という石碑も立ち、「山形の塔」も立っています。糸満市では歩兵32連隊の使っていた壕から今年になってからも8名の方のご遺骨が発掘されたと3月にも報じられました。
その糸満市からも土砂を取って辺野古基地の埋め立てに使うという報道。「ご遺骨が眠っているかもしれない土砂は絶対使わないと約束してほしい❗」と岸大臣に重ねて要望しました。しかし岸大臣は「検討中です」とつれない答弁。
日本を守ろうと犠牲になった、方々に敬意と尊敬の欠片もない答弁でした。考えられません。


山形県参議院議員 芳賀道也(はが みちや)

Michiya Haga OFFICIAL SITE