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県内の農家の方からお尋ねがあり、今年から来年にかけての飼料高騰対策(畜産農家・酪農家への直接支援)について農水省畜産局飼料課にお尋ねしました。





県内の農家の方からお尋ねがあり、今年から来年にかけての飼料高騰対策(畜産農家・酪農家への直接支援)について農水省畜産局飼料課にお尋ねしました。
①「耕畜連携国産飼料拡大対策」 R5年度補正予算によりスタートします(本来2024年3月31日までの事業のはずですが、4月1日以降も継続する可能性があります)。この事業を実施する「全国団体」に全農と全酪連が選ばれて、今後、補助に向けた手続きが始まる見込みです。酪農家・畜産農家あるいはそのグループが飼料作物農家との間で3年以上の長期間、飼料作物を買い入れる契約を結んだ際に、飼料分析や給与(家畜に給餌している詳細)の情報を飼料作物農家に提供すれば、
・青刈りとうもろこし・ソルゴー・牧草 1tあたり7800円以内
・子実用とうもろこし        1tあたり1万2000円以内
それぞれ全国団体を通じて補助します。今後、農協や全酪連から募集が始まる予定ですので、農協・全酪連に確認をお願い致します。
②配合飼料価格安定制度 これは「基金」に加入している酪農家・畜産農家だけが対象です。配合飼料の価格が「基準価格」を上回るときに基金から補てんを受ける制度。ただ、とうもろこしの「先物取引」の価格は、アメリカ国内の豊作を受けて下がっているため、今年は基金から各酪農家・畜産農家への補てんは「なし」となる可能性が高いということです。
今年、酪農家・畜産農家に直接補助がある「飼料価格高騰対策」は今のところ以上ですが、さらに価格高騰が続けば、秋の補正予算で何か補助がある可能性があります(補助がないかもしれません)。


山形県参議院議員 芳賀道也(はが みちや)

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