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12/5(火)厚生労働委員会にて「大麻取締法等改正案」に関連して質問。










12/5(火)厚生労働委員会にて「大麻取締法等改正案」に関連して質問。この法案は「難治性てんかん」に効くとされる、大麻由来の「カンナビジノール」配合の新薬「エピディオレックス」の承認に向けて道を開く改正案である一方、新たに大麻施用罪(使用罪)を設けて罰則を強めるものです。
質問したのは以下の内容です
1) 山形県内の「てんかん」の専門医に聞いたところ他の薬で「症例数」が少ないため県内の医師が処方できなかった例があった。「小児てんかん」にも効く薬ということなので、親御さんの付き添いの負担も考えて、山形県内で処方可能なようにしてほしい。
⇒「症例数に関係なく麻薬施用免許を持つ医師が処方可能」と答弁
2) 薬物などの依存症の自助グループ「鶴岡ダルク」が、依存症の方の社会復帰を目指して活動しており、自ら就労支援・授産のための事業を始めようとしている。厚労省の補助策はないか。
⇒ 障がい福祉の分野の政策で、就労支援施設建設にあたり補助金の活用可能
3) 現在も続いている「麻薬中毒者届出制度」が、過度の人権侵害の危険性もあり、薬物中毒の実態からかけ離れているなど専門家からは廃止が望ましいという研究結果があり、実際の数字を見ても、届出人数が極端に少なく制度を廃止すべきだ。
⇒ 検討して参りたい
なお、この「麻薬中毒者届出制度」に関する問題提起は、この法律の「附帯決議」にも盛り込まれて政府が誠実に対応することになりました。
また一つ、質問により成果がありました。


山形県参議院議員 芳賀道也(はが みちや)

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